エンジニアにの転職に興味がある。
未経験でも転職できる?
実際に30代で転職した人の体験談が知りたい。
この記事はこんなお悩み・疑問にお答えします。
この記事の内容
- 未経験でもエンジニアになれた
- 筆者がエンジニアに転職するまでにしたこと
- おすすめの勉強法
- モチベーションの保ち方
30代未経験でもエンジニアに転職できた
結論
- 未経験でもエンジニアに転職するのは、そこまで難しくない。
- ただし、希望する仕事内容、条件に合う企業に転職できるとは限らない。
- 転職活動以上に、転職後が大変。
具体的に説明していきます。
未経験でもエンジニアに転職するのは、そこまで難しくない
昨今、IT業界の成長、需要の拡大に伴い、エンジニアの人材が不足している状況です。
最近の状況
厚生労働省の令和2年転職者実態調査の概況によると、情報通信業においては、今後3年の間に転職者を採用する予定があると答えた事業所の割合は66.4%と、他の業界に比べて高い数値になっています。
実際、令和3年10月時点で、情報通信業の新規求人情報は1年前と比べて11.1%増加しています。
参考 厚生労働省 令和2年転職者実態調査の概況 PDF「今後3年間の転職者の採用予定等」 厚生労働省 一般職業紹介状況(令和3年10月分)について PDF「報道発表資料」
経験者をなかなか雇うことができない企業や、未経験の人を育てようと考えている企業は、積極的に採用してくれます。
今は、未経験のエンジニア転職をサポートしてくれるスクールもあり、プログラミングの学習ツールや情報もたくさん出ています。
転職しようと動き出しさえすれば、道はひらけていると感じられると思います。
筆者自身は転職を決意した後、独学を開始し、その後プログラミングスクールに半年間通い、転職しました。
独学開始前の筆者のスペック
- プログラミングはやったことない
- どちらかと言うと文系で、機械も苦手
- パソコンもワード、エクセルを使う程度
- プライベートではネットしか使わない
筆者は、エンジニア以前は全くの異業種で働いており、IT業界とは縁のない世界にいました。
プログラミングに興味をもったことをきっかけに、本当に軽い気持ちでエンジニアを目指しました。
希望する仕事内容、条件に合う企業に転職できるとは限らない
転職自体は難しくないとは言っても、転職希望者は大勢います。
その中で、自分の希望に合う企業に就職するのは簡単ではありません。
ましてや未経験となれば、経験者もいるフィールドで戦うのは不利です。
未経験の場合、就職できたところで経験を積み、スキルを得た後で希望する企業に転職するというのが現実的なようです。
転職活動以上に、転職後が大変
採用された時点で経験やスキルがないのは、企業も承知の上です。
しかし、採用後にはなるべく早く"使いもの"になることを求められます。
企業によっては、いきなり客先に派遣されたり、実務に振られることもあります。
プライベートでも勉強が欠かせません。
経験者に追いつくためには、かなりの努力が必要になります。
筆者がエンジニアに転職するまでの流れ
1.プログラミングに触れる
筆者はまずプログラミングに触れてみることからはじめました。
これは、これからエンジニアへの転職を考えている人にもおすすめしたいことです。
特におすすめの人
- プログラミングが向いているか分からない
- プログラミングをやったことがない
今は、お金をかけなくても、特別な準備をしなくてもプログラミングに触れられる時代です。
そうしたものを利用し、コードを書いてみることで、プログラミングの雰囲気がつかめます。
実際にやってみて、興味が持てるかどうか、続けられそうか確認してみるのがおすすめです。
もし、少しでも体験してみて、あまりにも苦痛で興味が持てないのであればエンジニアになっても辛いだけかもしれません。
「こんなはずじゃなかった」という後悔を少しでも減らすためにも、まずは体験してみてはいかがでしょうか。
2.プログラミングスクールに通う
学習のこと、転職活動のことを考えて、一人で進めるよりもスクールに行った方が確実だと思い、入学を決意しました。
学習の指導だけでなく、ポートフォリオの作成や、転職の相談・サポートを受けられるスクールを選びました。
独学や一人での転職活動が不安な人に、プログラミングスクールがおすすめです。
受講者満足度90%以上のプログラミングスクール【DMM WEBCAMP】3.ポートフォリオ作成
転職活動用に、学習の成果やスキルを証明するために1つサイトを作成しました。
デプロイまで行い、応募書類にURLを記載して送りました。
しかし、ポートフォリオの有無や出来が合否に関係するかというと微妙なところです。
なくても採用される方はいます。
ただ、1からサイトを作ることはとても勉強になるのでおすすめです。
4.応募書類作成・面接練習
応募書類の作成と面接練習には、かなり力を入れました。
面接では、「なぜエンジニアになりたいのか」「なぜエンジニアなのか」「エンジニアになってどうしたいのか」という部分は深く突っ込まれます。
エンジニアとしてやっていけるのか、その覚悟はあるのか、面接でジャッジされるのです。
私が通っていたスクールは、キャリアカウンセリングを丁寧にやってくれたので、動機や将来のビジョンの整理がしっかりとできました。
4.転職活動
スクールで紹介される企業のみ応募し、トータル10弱の会社を受けたと思います。
書類選考を進むと、適正テストや性格テスト、実技のテストなどの試験を受ける場合もあります。
ほとんどの企業で「エンジニアになろうと思ったのはなぜか」という質問をされました。
未経験者はスキルにそこまで差はないためか、筆者の場合は技術に関する質問をされることは少なかったように思います。
コミュニケーション面や人柄はしっかり見られるようです。
筆者は、1ヶ月ほど活動しました。
5.内定をもらう
第一希望の企業から内定が出たので、そこで就職活動は終えました。
その時点で、もう1社から内定をもらうことができていました。
6.就職
スクールに入学してから半年ほどで、就職することができました。
おすすめの勉強法3選
1.プログラミング学習サイト
一番最初に挑戦するなら、プログラミング学習サイトはおすすめです。
おすすめの学習サイトはこちらの記事をご覧ください。
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プログラミングの学習に役立つ初心者におすすめサイト4選
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おすすめポイント
手軽に始められる
通常、プログラミングを始めるには必要なソフトをインストールするなどの準備(環境構築)をしなければいけません。
もちろんエンジニアなら環境構築は必須です。ゆくゆくはできるようになるべきです。
しかし、未経験の人にとっては結構大変なので、ここで挫折する人もいると思います。
今は、環境構築が不要で、手軽に始められる学習サイトがあります。
参考書はハードルが高い
本屋へ行くとプログラミングの色々な本が出ていますよね。
初心者向けに簡単なものも出ていますが、何を買ったら良いか悩むと思います。
また詳しく解説されているものは分厚くてお値段もお高めです。
文字ばかり追うのが辛いという人もいると思います。
また、本を見ながらコードを打つと結構間違えやすいんです。
どこを間違えたのか探すだけで一苦労です。
サイトであれば、動画やテキストで見ることができたり、スマホで外出先でも勉強することが可能です。
コードの間違いを指摘してくれるものもあります。
学習サイトは取り扱っている内容も幅広いので、色々な言語に触れてみたい人にもおすすめです。
学習サイトを使ってみて、もっと勉強したい方、興味のある言語がでてきた方は参考書に挑戦するのがおすすめです。
本を見ながらコードを打つに便利です。筆者愛用品。
2.メンター(指導者)を見つける
メンター = 指導者
プログラミングに関するアドバイスやサポートをしてくれる存在。キャリアの相談にのってもらえることも。
メンターさんは現役のエンジニアさんになってもらうことが多いと思います。
分からないことを聞けたり、キャリア相談や就職活動のサポートをしてもらえたりします。
現役のエンジニアさんに色々聞けるのは、安心ですよね!
「エンジニアの知り合いなんでいない・・・」
という場合も大丈夫です。
メンターを探せるサイトもあります。
3.プログラミングスクールに通う
一人で勉強していると、いろいろな悩みに直面すると思います。
自分で自由に勉強できるのはメリットですが、つい怠けてしまうことも。
しかも自宅で勉強するとイマイチ集中できなかったり。。。
「いつまでにどのくらい勉強するか」というのも自分で決めることができるので、甘くなりがちなんですよね。
誰かにスケジュールを決めてもらって、追い込まれた方が良いんじゃないだろうか・・・。
一緒に勉強する仲間も欲しい。
そんな方にはプログラミングスクールは、おすすめです。
受講者満足度90%以上のプログラミングスクール【DMM WEBCAMP】高額なので、誰もが簡単に行けるわけではありませんが、集中して効率よく勉強することが可能です。
中には就職活動をサポートしてくれるスクールもあります。
近くにスクールがない場合も、今はオンラインで自宅にいながらも受講できるところもあるので安心です。
また教育訓練給付制度を利用することができるスクールであれば、かかった費用の一部を払い戻ししてもらえるので安く受講できる場合もあります。
教育訓練給付金制度について
厚生労働省HP
モチベーションの保ち方
学習や就職活動のモチベーションを保つために、目的や動機を明確にしておくことが大事です!
目標や目的がはっきりしていると、困難に直面した時にも乗りこえやすくなります。
明確にしておくこと
- なぜエンジニアになりたいのか
- エンジニアになってどうしたいのか
- どんなエンジニアになりたいのか
面接時にも志望動機や目標については詳しく聞かれます。
未経験のエンジニアを採用する際に重視される大事なポイントです。
私はプログラミングスクールで相談にのってもらえたことで、しっかりとした回答ができるようになり、説得力を持たせることができました。
自分でうまく言語化できない人は、キャリアについて相談できる方やスクールに頼るのがおすすめです。
まとめ
筆者のエンジニア転職の話をご紹介しました。
転職のために、準備や努力は必要ですが、やる前に無理だと諦めてしまうともったいないと思います。
1人だと不安になってしまうので、私のようにスクールやメンターの方に相談してみるのもおすすめです。